「鳥取砂丘らっきょう」の出荷作業=20日午前、鳥取市
国内有数のラッキョウ産地、鳥取県の名産品「鳥取砂丘らっきょう」の出荷式が20日、鳥取市福部町の出荷所で開かれた。 JA鳥取いなばによると、鳥取砂丘らっきょうは100年以上の歴史を持ち、今も機械に頼らず全て手作業で栽培される。保水力の乏しい砂丘畑が負荷となって実が引き締まり、一般的なラッキョウよりもしゃきしゃきとした食感が特長。 出荷式で福部らっきょう組合長会の宮本和裕会長は、中東情勢や円安を受けた費用高騰に触れた上で「高い値が付いて、生産者が笑って過ごせるようにしたい」と話した。 本年度の出荷量は昨年度よりも23トン多い、1550トンを見込んでいる。
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