実在する有名アーティストの名前を出して、音楽イベントの出演費用などをだまし取ったとして逮捕された男性について、東京地検は不起訴処分としました。

 自称音楽プロデューサーの男性(44)は2019年1月ごろ、音楽イベントの会場費やアーティストの出演費用として、音楽関連アプリの会社からおよそ730万円をだまし取った疑いで逮捕されました。

 警視庁によりますと、男性は「私が箱も押さえて出演者も調整します」などと言い、実在する有名アーティストやイベント会場の名前を出して、請求書を送っていたということです。

 この男性について、東京地検は8日付で不起訴処分としました。理由は明らかにしていません。

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