「寿司といえば、富山」と全国一の「すし県」を目指す富山県のブランディング戦略が本格的に動き出します。今年度は人気の回転寿司が集結する大型イベントなどが開催されます。
8日の富山県のブランディング推進本部会議では、県庁の各部局のトップが集まり、「寿司といえば、富山」を目指す今年度の取り組みを確認しました。
県が始めるブランディング戦略は、「寿司」をキーワードに富山県の認知度を高めるもので、10年後に県外の9割の人が「寿司といえば、富山」と思い浮かべるのが目標です。
【会議】取り組み1年目の事業として、来月、食のインフルエンサーに富山の食文化を体験してもらい、情報発信を行うほか、県外の若手すし職人が県内の寿司店で修業がしやすいような支援事業を始めます。
また、民間主体のイベントでは、10月31日から「ご当地回転寿司フェスティバル」が開かれ、高岡テクノドームに人気の回転寿司店が大集結するということです。
県は今後さらに寿司とさまざまな分野をかけ合わせた展開を描いています。
富山県商工労働部:「工芸と寿司の掛け合わせをキーワードとしまして地元の事業者を巻き込んだ新たな取り組みを仕掛けていくことで地域産業の活性化につなげてまいりたい」
新田知事は県民や事業者も巻き込んで「寿司といえば、富山」を目指したいと考えです。
富山県 新田知事:「富山県がとても強みがあるキーワード、フックになると思って寿司を選びました。(みんなが)乗りやすいようなそんな仕掛けも作って発信していきたいと考えています」
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