サッカー高知ユナイテッドSCは、吉本岳史（よしもと・たかふみ）監督が退任し、元日本代表の秋田豊（あきた・ゆたか）氏が来シーズンの新監督に就任すると発表。会見で抱負を語りました。
高知ユナイテッドSCは22日、今シーズンクラブをJ3入会に導いた吉本岳史監督が退任し、新監督に元日本代表ディフェンダーの秋田豊氏が就任すると発表しました。秋田氏は愛知県出身の54歳で、現役時代はJ1「鹿島アントラーズ」などで活躍。引退後は監督としてキャリアを重ね、2021年には「いわてグルージャ盛岡」をJ2昇格に導きましたが、社長として挑んだ今シーズン、クラブはJFLに降格し、先月、社長を退任していました。
（秋田豊 氏）
「この地に降りて、非常にワクワクしています。たぶん1番下のところからスタートしていると思いますけど、プロであることは変わりないので、やるからには、やっぱり優勝目指してやっていきたいと思います」
今シーズンの高知の戦いについては。
（秋田豊 氏）
「最後の（J3・JFL）入れ替え戦の2試合というのは、非常に素晴らしいゲームをしたと思っています。戦うところ、体を張るところ、ああいう試合をずっと続ければ、必ずいい結果は生まれてくると思っています」
（秋田豊 氏）
「（県民・サポーターに）自分たちのチームだというふうに思っていただきたいと思っています。そうすることによって選手たちも思い切ってプレーができると思いますし、良い結果も得られると思うので、ぜひともスタジアムに来ていただいて、大きな声を張り上げて、お祭りを（ホーム戦）19試合やる。そしてアウェーにも来られる方は来ていただいて、一緒に戦ってほしいなと思います」
秋田氏のクラブ合流日時は未定だということです。
また、退任する吉本監督は「いつか私の選択がこの大切な地元高知に何かを返すことができると信じて、この決断に至りました。また皆様にお会いできることを楽しみにしています。」とコメントしています。
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