今年も残すところ3週間です。10日、IT大手の「グーグル」が、今年1年間の「グーグル検索ランキング」を発表しました。

例えば、去年と比較して急上昇したキーワードで、今年のトレンドを映す「急上昇ランキング」では、大谷翔平選手や都城高校出身の山本由伸投手が活躍したメジャーリーグの「ドジャース」が1位に輝きました。

また、2位にはオリンピック、6位には南海トラフなどのキーワードがランクインしています。


このグーグルの検索ランキングでは都道府県名と一緒に検索された急上昇キーワードのトップ5も発表されました。
宮崎県のランキングはどうなっているのでしょうか?

都道府県名と一緒に検索された急上昇キーワードのランキング。宮崎県の5位に入ったのはこのニュースに関するキーワードでした。

(宮崎市 清山知憲市長)
「災害に強く、健康に良く、経済的に優れていて、環境にも優しい『自転車』という移動手段をさらに促進してまいりたいと思っています」


検索ランキング5位は、「自転車補助金」。

宮崎市が今年、自転車の購入費用の半額を助成する事業に取り組み、市内の自転車販売店には予約が殺到。
申請開始から2週間で予算の上限額に達しました。


ランキングの4位から2位までがこちら。
4位には、8月の台風10月で各地を襲った突風被害を受け、「竜巻」が入りました。
(※3位は「木下大サーカス」)


そして、2位に入ったのが「空港爆発」。

10月、宮崎空港の誘導路で戦時中にアメリカ軍が投下したとみられる不発弾が突然爆発。

2分前には、その近くを航空機が走行していて、あわや大惨事というニュースに全国に衝撃が走りました。


そして、宮崎県と一緒に検索された急上昇キーワード1位はあの自然災害。

(街の人)
「もうあれは怖かったです。あんな長い『地震』は初めてでしたもん宮崎にいて」


今年、県内を襲った「地震」。
8月には日向灘を震源とする地震で日南市で震度6弱、宮崎市などで震度5強を観測しました。


(街の人)
「地震が起きた時にめっちゃネットで調べまくって、大丈夫かな、津波来ないのかなというのはすごく心配になりましたね」
「地震がおさまったあとに、ニュースは見て確認はしましたね。震度が何かっていうのは」
「地震の時に必要なアイテムは何かなというのは(インターネットで)結構探しましたね」


今年、さまざまな災害に見舞われた県内。
検索キーワードもそれを反映する結果となりました。

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