2025年大阪・関西万博のスタッフらが着用するユニホームの生地に提供しようと、琵琶湖岸に群生するヨシを刈り取る事業が7日、滋賀県高島市で行われた。万博を運営する日本国際博覧会協会が、生地に使う方針を表明。琵琶湖の水質改善や生態系保全のため、定期的に刈り取っているヨシを有効利用したい考えだ。
主催は「びわこ高島の葦を守る会」で、生地を提供する会社の関係者を含む約150人が参加した。守る会の中村正博会長(63)は「環境保全の一環として刈り取ったヨシが、万博で再利用されるのはありがたいことだ」と顔をほころばせた。
ヨシは湖岸で新芽の成長を促すため、毎冬刈り取っているという。
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