JR東日本は6日、2026年3月に運賃を引き上げる方針を決め、国へ認可申請したと正式発表した。改定率は平均7.1%。普通運賃は7.8%、通勤定期は12.0%、通学定期は4.9%それぞれ値上げする。物価高に伴い必要経費が増加しているほか、安全対策への投資が膨らんでいることなどに伴う措置。
山手線などの初乗り運賃は150円から160円へ10円上がる。同社による全面的な値上げは、消費税増税時などを除けば、1987年に国鉄民営化で会社が発足して以来初めて。
2026年3月に運賃を引き上げるJR東日本のロゴマーク=2016年、千葉市
北参道付近を走るJR東日本・山手線の車両=4月13日、東京都渋谷区
記者会見するJR東日本の渡利千春副社長=6日午後、東京都渋谷区
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