新潟市東区に、新潟県内で初めてとなる店舗『エコイート』がオープン。
開店直後から多くの客でにぎわいました。

賞味期限切れ間近の食品や廃棄予定の食品などを格安で販売するもので、食品ロスの削減につなげます。

【記者レポート】
「一見すると一般的なスーパーのように見えますが、値段を見てみると、高級チョコが39円・グミが22円…となっています」
「ただ、店内のポップには『賞味期限切れ』の文字が…」

新潟市東区に6日オープンした『エコイート』では、賞味期限が近かったり切れたりした食品や、過剰在庫により廃棄予定となった食品などを引き取って販売。

― いっぱい安い物があって悩みますね?
「安いのは本当に安いですね。ちょっとドキドキして良いですね」
「いま物価高だから少しでも安く」

― 食品ロスとかが問題になっているじゃないですか?
「そうですよね。別に食べられると思うので、あまり気にしないで買いました」

農林水産省によりますと、日本の年間食品ロスは472万トン。
全国民が毎日“おにぎりを1個ずつ捨てている”という計算になります。

一方で国内では、生活に困窮している人もいることから、『エコイート』では売り上げの一部を、生活に困っている家庭への支援につなげているそうで、安く買い物をしながら食品ロスの削減や困窮者への支援にも貢献することになります。

安く買えるうえに社会貢献もできるこのお店。
食品ロス削減への起爆剤となることが期待されます。

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