2024年のプロ野球ドラフト会議で、阪神タイガースから育成2位で指名された高知ファイティングドッグスの嶋村麟士朗(しまむら・りんしろう)捕手が球団と仮契約を結びました。

26日は阪神タイガースの宮脇則昭編成ディレクターら3人が高知ファイティングドッグスの球団事務所を訪れ、嶋村捕手と仮契約を結びました。支度金・年俸は推定でそれぞれ300万円です。

嶋村捕手は高知県高知市生まれ・高知商業高校出身の長打力がある“打てる捕手″です。2023年はドラフト候補ながら指名漏れしていて、2024年、阪神タイガースから悲願の育成2位指名を受けました。

阪神の山本宣史スカウトは「バッティングに秀でた捕手で、守りに対しては全ての面で勉強していかなければならないが、まずは自分の得意分野を伸ばしてほしい」と期待感を示しました。

(阪神と仮契約 嶋村麟士朗 捕手)
「スカウトさんの話も聞いていて、プロ野球選手としての『自覚』や『責任』、あとは『人間としてどういう人間であるべきか』『お手本になれるような人間になれるよう、努めていきたい』と思いましたし、実感がそこまで湧いてない部分もあったんですけど、より、その実感が湧いてきたという感じです。やっぱり藤川球児監督の後輩なので、そういう『縁』もあり『運』もあり、『球児さんの後輩』ということに恥じないように、球児さんが今までやってきた経歴や成績を、ポジションが違うけれども、超えていきたいと思っています」

本契約と入団発表は12月9日の予定で、背番号もその日に発表されるということです。

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