暖かさが続いたことしの秋、県北の紅葉は、例年より1週間以上も見頃が遅れました。紅葉をドローンで撮影してきました。
北広島町八幡地域にある聖湖です。1957年に発電用として建設された樽床ダムの周りには、自然林が色づいています。毎年、多くのカメラマンが訪れるスポットで、湖面に映る紅葉が写真映えするそうですが…、この日は、少し風が吹いていたため、うまく見ることはできませんでした。
ダム上流にある聖湖キャンプ場です。
キャンプ愛好家
「(紅葉は)今、ちょうどいい感じなんじゃないですかね。先々週、一回、様子を見に来て、たぶん2週間後ぐらいがちょうどいいんじゃないかと思って、きのう・きょうと来ているんです。(寒さとか大丈夫ですか?)寒かったです」
「(紅葉は)先週がよかったですかね。今週はもうほとんど落ちていますので。テントは、こんな感じです。(広いですね)テントの中にテント張っているみたいなもんです。タープを巻いてるから、あったかいです。もうね、定年して長いので、家におるのが半分、外出るの半分ぐらいが一番健康的にはいいかなと、ストレスがない」
北広島町観光協会によると聖湖周辺は、今週初めにおりた霜によって落葉が一気に進むといい、ことしの見頃は今週いっぱいということです。
安芸太田町の大歳神社の境内にある大イチョウです。高さ48メートルで県の天然記念物になっています。神社の宮司によりますと、ことしは記録的な猛暑で、例年より10日ほど色づきが遅れたそうです。
見物客
「来たことなくて。でも、いつも戸河内から下道の帰り道で通っていて、ずっと紅葉したらどうなるのかなと思っていた。今月、来てみたら紅葉してたので、Uターンして寄ってみました。こんなにきれいだと思っていなかったので、この絨毯と、この緑と、あと山の赤と、コントラストがすごくきれいだなと思って、楽しかったね」
「もう何回か来たことあるけど、ちょっと葉っぱが小ぶりになった感じがします。上の方の葉はないし。もうだいぶ落ちているもんね。でも、きれいです。私と同じで(イチョウも)年をとられました。たくましい。1100年も生きてね。本当にすごいですね。人間の10倍以上だもんね…。(お母さんたちも元気で…)元気じゃないです。いろいろあって、ね。いろいろありました。人生いろいろです」
夜には、ライトアップもされています。期間は落葉するまで…。今月末ごろまで楽しめるということです。
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