国の天然記念物で日本一のイチョウとして知られる青森県深浦町の「北金ケ沢の大銀杏」が23日までに半分ほど黄色く色づき、間もなく見頃を迎える。夜間のライトアップでは金色に輝く巨樹が夜空に浮かび、冷え込みが厳しい冬間近の町を温かく見守っている。

 町観光課によると、イチョウは樹齢千年以上で、幹の周囲は約22メートルで日本一とされる。高さは10階建てのビルに相当する約31メートルで、訪れた見物客は迫力満点のたたずまいを写真に収めていた。

 「ビッグイエロー」と題した夜間のライトアップは12月1日まで。

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