日本一のお風呂好き!?青森県の温泉地の数は全国5位(125か所)、湧出量は全国第4位(138.6kL/分)と温泉の宝庫であり、人口10万人あたりの公衆浴場の数では、全国1位(23.0か所)と最も多いことをご存じでしょうか?そんな青森の温泉や銭湯まで、青森市出身でミュージシャン&芸人・ワハハ本舗のタマ伸也さんがドライブするシリーズ『あおもりドライ風呂』。今回の出発地点は、青森市にあるJR油川駅の前です。
さて、交代制となっている案内役は~?
タマ伸也さん
「こちらの方です。“えなりかずき”くん、どうぞ~!」
新井宇輝アナウンサー
「ブ~ン、えなりかずきです!じゃなくて、ATVアナウンサーの新井宇輝です!よろしくお願いします!」
今回訪ねる温泉は、今別町(いまべつ・まち)にある『海峡の家ほろづき』です。廃校となった中学校を“リノベーション”して宿泊施設に改装し、今は日帰り入浴もできるということなんです。
それでは、レッツ~ドライ風呂~!
体を芯から温めて湯冷めしづらい『人工温泉』が元教室に鎮座!?
タマ伸也さん
「海の町で温泉って、やっぱり漁師さんとか仕事をしている人が多いし、絶対いいよね」
新井宇輝アナウンサー
「特に仕事終わってからお昼時に浸かるっていうのも」
タマ伸也さん
「そうだね。仕事早く終わるしね、朝早くてさ~」
そんな話をしていると、『この先500mで海峡の家ほろづき』と案内する看板が見えました。
坂道を上がっていくと…
新井宇輝アナウンサー
「すごい!」
タマ伸也さん
「学校じゃん」
今別町にある『海峡の家ほろづき』に到着。廃校になった中学校を宿泊施設としてリノベーションしてオープンしました。木曜日から土曜日までは、日帰り入浴が楽しめます。
入口には『神秘の名湯』と書かれた看板がありました。どんなお風呂なのか聞いてみましょう!
海峡の家ほろづき 周布祐馬さん
「北海道の長万部の山奥に『二股温泉』という所がありまして、そちらの温泉が湧く際にお湯が通ってくる地層の石『石炭湯華』を砕いて持ってきて、ここの温泉に使っています。“成分がしみ出して”温まりやすい、湯冷めしにくい温泉です」
お風呂の前に宿泊室を見学させてもらうことに。『3年1組』は、和室に大変身!元々教室だったところを、和室や洋室に改修したそうです。
【宿泊室】
大人 3000円(町民は2500円)
小人 2500円(町民は1500円)
それでは、レッツ入浴~!
【入浴料】
高校生以上 300円
小中学生 150円
幼児 無料
お風呂も元々は教室だったところです。
タマ伸也さん
「うわーめっちゃコンパクトだ。そりゃそうだわ、教室をリノベしてるから」
お湯の温度は約41℃で、タマさんは「ちょうどいい感じ」と話していました。
【お湯】炭酸カルシウム人工温泉
【効能】あせも、冷え性、肩こり など
さて、お湯が湧き出ているところを見てみると、細かく砕かれた石が詰まっています。
タマ伸也
「これで長い間ろ過されて人工的な温泉になっているんだ。俺さ、入ってきて思ったのは、学生のときに部活で何か合宿に行ったときにこういう感じの雰囲気あったよね?」
新井宇輝アナウンサー
「そうですよね。わいわい5~6人で入ってきて、30分ぐらいずっと入っていて先生に『出なさ~い!』って怒られて」
学生時代を思い起こさせてくれそうな温泉で和気あいあいとした後は、寄り道へ。今回は、今別町の隣町にある地域密着スーパーを訪ねることに。そこは、スーパーの中に読書スペースや『地元民ガチャ』があるにぎわい空間でした。
地域密着スーパーのオリジナル商品が熱い!!『地元民ガチャ』って何?
マツオスーパー 石岡明沙実 代表
「元々は全面、普通の地域のスーパーだったんですけど、2年前に電気代が高騰したり、町の人口も減ってしまってお客さんちょっと少なくなってしまったりして、経営が良くないなということで、一度は“店を閉めようか”という話にもなったんです。でも、何とか続けていくために、楽しく盛り上げながら続けられないかなと思ったんです」
タマ伸也さん
「あ~大変だった…」
マツオスーパーの石岡代表によると、長引く不況と人口減少にコロナ禍が相まって、売り上げは最盛期の3分の1に落ち込んだといいます。その状況に電気代の高騰も重なり、2022年9月に一度、閉店を決めました。
同じような理由で事業の継続を断念した店は、全国でも相次ぎました。どうしたらその厳しい現状を打開して、町を盛り上げながら続けられるか―。
新井宇輝アナウンサー
「なぜ“本”にしようと思ったんですか?」
マツオスーパー 石岡明沙実 代表
「外ヶ浜町に書店がもう今はなくなって、なかなか本に触れる場所がなかったのもありまして、子どもたちが来たときに本を読むことができるようにしたらいいなっていうことで」
子どもたちが本に触れる機会を増やしたいという思いで、読書スペースを設置したのです。こちらにある本はすべて、この取り組みに賛同した方々から寄贈されたものなんだそうです。
さらに、お店を盛り上げるために、オリジナルメニューも開発しました。それが…
マツオスーパー 石岡明沙実 代表
「『マツオの一撃』といいまして、ホタテの唐揚げがたっぷりサンドされたホットドッグです」
『マツオの一撃』(300円)は、陸奥湾産のホタテの唐揚げを柔らかいパンでサンドしてオリジナルソースで仕上げたお惣菜パンです。
おすすめは、ほかにも!
マツオスーパー 石岡明沙実 代表
「『飯々』と書いて“まま”(=津軽弁「ごはん」の意味)。追い焼干しの『ふりかけ』もつけて、途中で“味変”してください」
『焼干し飯々』(220円)は、“焼干し”を混ぜたおにぎり。新井アナが食リポで味をお伝えします。
新井宇輝アナウンサー
「チャーハン食べているような!煮干しの香りとコクもあっておいしいです」
お次は、焼干しふりかけをかけて、いただきま~す!
新井宇輝アナウンサー
「焼干し感が強くなった!コクもすごく強くなった」
店内を見てみると、オリジナルグッズも発見!タマさんが気になったのは『地元民ガチャ』(1回500円)です。
タマ伸也さん
「これは地元の人はうれしいんじゃない?」
OGAさん
「これ、めちゃくちゃおすすめなんです!」
タマ伸也さん
「人気あるんですか?」
OGAさん
「来ていただいた方は絶対やるっていう」
タマ伸也さん
「ごめんなさい。どちらの方ですか?」
OGA(オガ)さんは、愛媛県出身で2年前に青森県に移住してきたお笑い芸人。イベントの際に、『マツオスーパー』のブースでオリジナル餃子を販売することもあります。でも、この日は餃子がないということで、『地元民ガチャ」の話題に。カプセルの中から出てくるのは、外ヶ浜町名物のキーホルダー!新井アナがさっそく挑戦しました。何が出たのか?
新井宇輝アナウンサー
「さぁ、出ました!おっ!!これは、当たりですね!」
『マツオスーパー』のロゴが当たりました。ドライブの記念になりましたね!
ここで、OGAさんがタマさんにどうしても伝えたいことがあるとのことで、首にかけていたタオルを取って広げました。
OGAさん
「イベントで餃子を売る以外に、岩木山神社の近くにある温泉で支配人をしておりまして、ぜひ『ドライ風呂』で使っていただきたいということで、ロケ全般OKでございます。いつでも待っています」
OGAさんから『ドライ風呂』へのラブコールをいただきました。
今回は、廃校となった中学校をリノベーションした施設の人工温泉へ。教室だったところで温泉に浸かって親睦を深めたタマさんと新井アナ。地域密着型のスーパーでは、町を元気にする取り組みに触れるとともに、『ドライ風呂』へのオファーをいただくという何ともゆかいなドライブとなりました。
これにて温泉・銭湯38軒制覇!次はあなたの街に行くかもしれません。
青森テレビ「わっち!!」月~金曜夕方4時25分から
「タマ伸也のドライ風呂」2024年10月16日(水)放送回より
※掲載しているのは放送当時の情報ですので変更となっている可能性があります。
~施設情報~
「海峡の家ほろづき」
【住所】今別町袰月村下70
【営業時間】
◆日帰り入浴…木曜日・金曜日・土曜日の週3回
※4月~10月 14:00~20:00(最終受付は19:00)
※11月~3月 14:00~18:00(最終受付は17:00)
◆宿泊室…3日前までに要予約
15:00~翌10:00
【入浴料】
高校生以上 300円
小中学生 150円
幼児 無料
「マツオスーパー」
【住所】外ヶ浜町蟹田146-2
【営業時間】8:30~18:00
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