地元の交通網を支える広島電鉄とJR西日本が異例のコラボです。車両のデザインを交換したラッピングトレインが20日、報道陣に公開されました。
末川徹 記者
「広島電鉄の路面電車といえば緑をイメージしますが、『RedWing』赤を基調としています」
お披露目されたのは、広島電鉄とJR西日本の「ラッピングコラボトレイン」です。広島駅ビルの誕生に向け機運を盛り上げようと、車両のデザインを入れ替えました。
末川徹 記者
「車内の上を見上げると、新しい広島駅ビルの説明書きがあって、いよいよ開業するんだとワクワクしてきます」
広島電鉄の 仮井康裕 社長も、車内を見学しました。
広島電鉄 仮井康裕 社長
「完成度が予想以上に高くてビックリした。JR・広島市と手を取り合って広島が活性化して楽しい街になれば」
一方、JR側は緑色にラッピングされた列車の登場です。座席の一部も赤ではなく、緑に…。今回のコラボは、会社の垣根を超えてデザインをどのように尊重しあうかを話し合ってきたそうです。
JR西日本 斎藤賢太郎 さん(発案者の1人)
「(広電と)ライバル会社と言われるが、広島の地においてはそんなことない。明るい話題やワクワクすることを届ければ」
JR西日本広島支社 広岡研二 支社長
「わたしたちの車両は福山から新山口まで走るので、広島電鉄の車両カラーが広島エリアを超えて走るので、楽しみ」
「ラッピングコラボトレイン」は、▽JRでは山陽線などで、▽広島電鉄は宮島線で運行されるということです。
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