高知県香美市の県立林業大学校で入校式が行われました。SDGsや森林保全の気運の高まりで林業分野に注目が集まる中、女性3人を含む43人が入校しました。
2015年に林業学校として先行開校し、2018年に本格開校した林業大学校。森林率日本一という高知の強みをいかして、将来の林業を担う人材育成を目指していて、今年は基礎課程と専攻課程に合わせて43人が入校しました。SDGsの推進や高層ビルの一部木造化など、これまでとは違ったステージに入り、関心が高まっている林業。基礎課程の女性の入校生は最多の3人で、そのうちの一人、谷岡瑛子(たにおか・えいこ)さんは「素晴らしい自然環境の中で、仲間とともに成長したい」と宣誓しました。卒業生はほとんどが県内の森林組合や森林関係の企業に就職していて、林業の大きな課題の一つ、人材不足の解消に繋がっています。
(宮平真美さん)
「高知、日本全体の林業をいかす人材になれるように勉強していきたい」
入校生は課程ごとに、林業の基礎や森林の管理、木造設計などを1年間学びます。
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