人気戦隊ヒーロー「特捜戦隊デカレンジャー」に出演し、高知市の地域おこし協力隊も務める吉田友一(よしだ・ともかず)さんと妻の菊地美香(きくち・みか)さんが高知県の観光特使に就任しました。
県の観光特使に就任したのは、吉田友一さんと妻の菊地美香さんです。2人は2004年に放送された人気戦隊ヒーロー「特捜戦隊デカレンジャー」に吉田さんはデカブレイク役で菊地さんはデカピンク役で出演。その後2人は高知に移住し、特に吉田さんは高知市の地域おこし協力隊を務める中で、デカレンジャーの20周年記念映画の県内撮影を誘致しました。
県は2人のネームバリューを生かして全国に高知を発信してもらおうと、県の観光特使に委嘱することを決め、19日に濵田知事から委嘱状と名刺が手渡されました。
菊地さんは2022年に移住した時から県の観光特使になりたいと思っていたということで、すでに高知をPRするアイディアも膨らんでいるようです。
(菊地美香さん)
「夏はとても暑くて回るのが結構難しいと思うんですけど、少し落ち着いてゆっくり回るなら、私は秋が一番良いなと牧野植物園を回るときは思うんですね。植物はちょっとずつ減っていったりとか色みも変わっていったりするんですけれども、それがある意味穴場で通な楽しみ方なのかなと思うのと、ぜひ秋や冬の牧野植物園やモネの庭などの植物園は寒い時期に回るのが個人的にはおすすめです」
一方、吉田さんが推すのは「高知の食」です。
(吉田友一さん)
「長太郎(貝)ですね。最近長太郎(貝)をよく食べます。なかなか県外の方、(デカレンジャーの)映画ファンの方が来て食べてもらうと、ホタテよりもおいしいと言ってくれる方もいるので、海鮮の魅力を伝えていきたいと思います。地域とのつながりをさらに加速させて、領域を広げて様々な人といろいろな物を考えて、楽しいワクワクするような企画を考えて皆さんと一緒に高知を盛り上げていきたいと思っています」
県は、現在実施している観光プロモーション「どっぷり高知旅」のPRについて、2人の発信力を生かして課題となっている中山間地域への観光客の呼び込みに繋げていきたい考えです。
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