高知を「食の秘境」として全国に発信する「高知美食学プロジェクト」。その一環である「高知美食百選」に選ばれた高知県内の食材の表彰式が18日夜に高知市で行われました。

「高知美食学プロジェクト」は高知信用金庫が県や市町村と連携し、高知の豊かな食の魅力を県内外にアピールしようと去年2月に発足しています。プロジェクトの一環で、高知大学の受田浩之(うけだ・ひろゆき)学長を始めとする選考委員らが選んだ、高知を代表する食材「高知美食百選」が昨夜発表され、式には各市町村長や会社役員などおよそ190人が参加しました。18日夜は選ばれた品目が多い市町村が表彰され、四方竹やシシトウなど25品目が選ばれた南国市がグランプリに輝きました。

(高知信用金庫 山崎久留美 理事長)
「これからさらにこの100の品目を掘り下げまして情報化し、国内外に発信してまいりますので皆さまの一層のご協力ご指導賜りますようよろしくお願い申し上げます」

その後は高知の春夏秋冬をイメージしたコース料理がふるまわれました。手がけたのは日本料理の巨匠として東京を拠点に活躍する野崎洋光(のざき・ひろみつ)さんです。

参加者は須崎市のタイや大月町のマグロ、嶺北地域の土佐あかうしなど高知の食材がふんだんに使われた料理をじっくりと味わっていました。

この他に、県内の民放3局が合同で2023年10月から放送している「奇跡の美食学」の第二期の放送が、2024年4月から始まることが発表されました。

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