広島県三次市の鵜飼いは、10日が今シーズンの最終日でした。
最終日は、乗船場に関係者が集まってセレモニーが開かれました。
このあと、約50人の乗客が遊覧船に乗り込み、450年の伝統がある鵜飼いの技に触れました。乗船客は、鵜匠がおよそ7mの手綱で操った鵜がアユを捕まえると、拍手を送っていました。
乗船客
「(鵜が)魚を捕まえてがんばっていたので、最後までがんばったなと。健気でがんばっていました」
「アユが大きくて、本当にすばらしいです」
鵜匠 日坂文吾 さん
「クオリティーをあげながら、しっかり発信して、世界中から三次の鵜飼いを見に来ていただけるような、そんな場所にしたい」
6月1日にはじまった今シーズンは、台風などの影響はあったものの、およそ1900人が乗船したということです。
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