日本一のお風呂好き!?
人口10万人あたりの公衆浴場の数が全国1位(23.0か所)で最も多い青森県。いつでも温泉に行けるようにと、車に風呂道具を積んでいる県民も多い。

そんな青森の温泉や銭湯までミュージシャン&芸人・ワハハ本舗のタマ伸也さんがドライブするシリーズ『あおもりドライ風呂』。今回訪ねるのは、十和田市にある温泉。

その姿はまるで“目玉おやじ”!?大きな“茶碗風呂”で温泉に入って夏の疲れを癒やします。案内役を務めるのは、十和田市出身のピン芸人・斗澤やすあきさん。地元・十和田の魅力ある温泉と寄り道スポットを案内してもらいます。

斗澤やきあきさん(左)・タマ伸也さん(右)

それでは、レッツドライ風呂~!

8種類の浴槽がある温泉へ 高温・中温・低温のお風呂に「寝風呂」まで

斗澤やすあき さん
「完全に僕ら『おい、鬼太郎』の状態になりますよ」
タマ伸也 さん
「“目玉おやじ”の練習しておいた方がいい?」

道中で想像したのは、自分たちが“茶碗風呂”に入って温まる様子でした。

自称“外観ソムリエ”のタマさんも納得のきれいなエントランスのお目見えです。2015年にオープンしたのだそう。

さっそく、どんな温泉なのか聞いてみましょう。

『天然温泉 紅葉の湯』取締役 関口憲人 さん
8種類のお風呂がありまして、中でも露天風呂にある“茶碗風呂”は有田焼で出来ていまして、とても豪華なお風呂になっています。きょうのような暑いときこそお風呂に入って、サッパリしていただきたいなと思います」

それでは、入浴~。
【入浴料】
◆大人…450円
◆小学生…150円
◆幼児…60円
◆3歳以下…無料

内風呂には、『高温・中温・低温』と温度が異なる3種類の温泉が並んであります。まずは“中温”の浴槽へ。温度は約40℃です。外から射し込む光の感じがタマさんも斗澤さんも気に入った様子。
【泉 質】アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)
【適応症】関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症など

タマ伸也 さん
「透明なお湯だけど、ちょっとヌルヌルしています。なんかお肌に良さそう」

ほかにも、熱めの約44℃の“高温”や電気風呂などいろんなお風呂が楽しめます。

2人は、温度が低め約38℃の“低温”の浴槽へ。ここで、八戸市から来たという2人の若者に遭遇!

タマ伸也 さん
「八戸からわざわざ来たの?」
八戸市から来た若者
「温泉をまわるのが好きで。友だちと一緒に(来ました)」
タマ伸也 さん
「どう?紅葉の湯の温泉は。」
八戸市から来た若者
「気持ちいいです!」

入浴シーンはありませんが、寝る姿勢で入れる『寝風呂』もありました。リラックスしすぎて本当に眠ってしまわないように気を付けて入りましょう。
続いて、外のお風呂へ。一体どんな感じなのか?そこにあったのは、楽しみにしていた“茶碗風呂”です!

お目当ての“茶碗風呂”で極楽!いい湯だな~♪

タマ伸也 さん
「気持ちいい!ちょうどいい湯加減だ。茶碗にお湯が注がれる音が耳元でずっと聞こえるの、これ。ちゃんと演出されてるな~めっちゃ心地良い」

夏の疲れ、茶碗風呂で癒やされよう!2人は、〆に露天風呂に入って何やら真剣な話をしていました。

タマ伸也 さん
「すごく思ったのが、さっきわざわざ八戸から来たっていう若者がいたでしょ?このコーナーは温泉を紹介して『こういう温泉があるよ、みんな来てね』っていうコーナー。その意義を改めて思ったよね~」

『ドライ風呂』が始まってまもなく1年半。この間、34軒の温泉・銭湯を巡りました。本当に青森は温泉が豊富で、温泉好きが多い県だと実感しますね~。
さて、今回は、温泉のほかにも青森が世界に誇る『日本酒』も味わいますよ。

「水の如し」グラスを持つ手が止まらない!『角打ち』で地酒を堪能

店は、十和田市の飲み屋街『東三番街』の周辺にある『地酒とワインの店 遠田(えんた)酒店』です。こちらでは、日本酒やワインなど合わせて約400種類の酒を取りそろえているそうです。

タマ伸也 さん
「テンション上がるよ~。これは、角打ちマシン⁉わんつか(少し)ずつ飲めるのはないですか?」
店主 遠田圭佑 さん
「そうなると、【いろいろためしたい3杯(500円)】とか、【みんなでワイワイ6杯(800円)】を選ぶと少しずつ楽しむことができます」

ということで、タマさんは日本酒の3種飲み比べセットを注文。遠田さんにおすすめを選んでもらいました。

1つ目は、十和田市が蔵元の『鳩正宗』の新商品・純米吟醸酒『アスナロ』です。北里大学の学生さんとコラボしてつくった日本酒なんだそう。米は飯米の『まっしぐら』を55%まで磨いているので、まろやかな味わいとスッキリとした後味が特徴。飲みやすい酒です。

タマ伸也 さん
「うまっ!飲みやすい」

続いて、同じく『鳩正宗』の『南部杜氏 佐藤企 特別純米酒 自家栽培米生酛仕込み』をいただきます。深みのある味わいとしっかりとした酸味・コクが特徴。

タマ伸也 さん
「わぁ(俺は)これが好き!舌逃げが軽やか。スッと舌からいなくなる。口の中サッパリ!ハマったかも。買って帰りたい!」

最後は、日本酒の原料にリンゴ果汁を加えたクラフト酒。『平六醸造』の『layer リンゴ』。一体どんなお味なの~?

タマ伸也 さん
「爽やか!リンゴだ!じさま(おじいちゃん)好きだ、これ。めっちゃおいしい~!」

みずみずしい酸味やなめらかな甘み、軽やかに弾ける香りが特徴の酒です。

もちろん、“おつまみ”もあります。まるでUFOのような餃子。スタンダードなニンニク入りもありますが、ここは運転手の斗澤さんのために“ニンニクマシマシ”を選びました。

斗澤やすあき さん
「うんまい!これ。ニンニクすごいね!」
店主 遠田圭佑 さん
「ニンニクマシマシは、スタンダードの10倍のニンニクが入っています」

ニンニクのパンチが効いて、醤油をつけなくてもおいしいのだそう。十和田市の名産品ニンニクは、日本酒と合うということで、勢いづいたタマさんのグラスが止まらない!“水の如し”と言いながらたっぷりと堪能しました。

今回は、案内役の斗澤さんの地元・十和田市でのドライ風呂でした。“茶碗風呂”に浸かって“目玉おやじ”の気分を味わい、国内でも最大級の規模とされる十和田市のニンニクとよく合う地元の日本酒を味わいました。目標にしている青森の温泉・銭湯50軒制覇まで残り16軒。次は、あなたの町のお風呂へ行くかもしれません。

青森テレビ「わっち!!」月~金曜夕方4時25分から
「タマ伸也のドライ風呂」2024年8月21日(水)放送回より

~施設情報~
「天然温泉 紅葉の湯」
【住所】青森県十和田市三本木千歳森391-4
【営業時間】6:00~22:00
【入浴料】
◆大人……450円
◆小学生…150円
◆幼児……60円
◆3歳以下…無料

「地酒とワインの店 遠田酒店」
【住所】青森県十和田市東二番町2-38
【営業時間】8:30~21:30(日曜日 10:00~20:00)
【定休日】第1・3日曜日

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。