真言宗の宗祖・弘法大師空海の誕生日を祝う高野山最大のイベント「青葉まつり」が9日、和歌山県高野町で開かれ、高野山真言宗総本山金剛峯寺は多くの観光客らでにぎわった。真言宗は空海の誕生日を6月15日としており、青葉の季節に行われることから、戦後この名になったとされる。
祭りのハイライト「花御堂渡御」は雨のため規模を縮小、正午に奥の院の入り口前を出発した。高野山小鼓笛隊が先導、稚児大師像が載った小さな山車「花御堂」や、祭りの主役・稚児大師役の男児と「青葉娘」4人が乗る山車など約500人の列が続き、金剛峯寺前までの大通り約1キロを練り歩いた。
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