花の寺として知られる京都府宇治市の三室戸寺で6日、アジサイ園の夜間ライトアップの試験点灯が行われた。紫や白、ピンクといった色とりどりのアジサイが夕闇の中で鮮やかに浮かんだ。
庭園には西洋アジサイやガクアジサイなど約50種類が植えられている。今年の開花は朝晩の冷え込みの影響で例年より遅いという。伊丹光恭住職(81)は、NHK大河ドラマ「光る君へ」の影響で源氏物語「宇治十帖」の舞台である宇治が盛り上がっているとして「アジサイを見て源氏物語の時代を思い浮かべてほしい」と話していた。
参拝客が入場できる本点灯は6月23日までの土日のみで午後7~9時(受け付けは午後8時半まで)。
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