2022年に閉館した高知市のホテル「南水(なんすい)」がこの秋、ラグジュアリーホテルとして新たに生まれ変わることになりました。坂本龍馬の生家跡地に建つ旅館として親しまれてきた「南水」。新たなコンセプトは「自分をせんたくできるホテル」です。
2022年2月に閉館した高知市上町の「龍馬の宿南水」。高知市でビジネスホテルを展開する港屋マネジメントが新たに経営することとなり、この秋、「hotel nansui(ホテル・ナンスイ)」として生まれ変わります。
6日は井口泰代表取締役らが高知県庁を訪れ、濵田知事に新たなホテルの概要を説明。龍馬の生家跡地に建つホテルとして、じっくりと時間をかけて構想を練ったことを伝えました。
(港屋マネジメント 井口将貴 統括マネージャー)
「龍馬のストーリーをふんだんに取り入れたデザインやアート、食、サービスという非日常を通して、お客様が自分をせんたくできるホテルにしようとしております」
(濵田知事)
「せんたく、は日本を今一度せんたく申し候…」
新たなホテルは7階建てで、客室数は33室。龍馬の生まれた街を見渡せる7階にフロントや高知の酒文化を楽しめるバーを設置するほか、宿泊客だけでなく、地域の人たちにも利用してもらえるよう、1階にはイベントなどができるフリースペースを設けます。
(港屋マネジメント 井口泰 代表取締役)
「いままでのホテルの概念を超えるようなホテルをつくってみたい、人との輪、地域との共生を前面に押し立ててホテルを経営していきたい」
「hotel nansui」は坂本龍馬の誕生日11月15日に開業する予定です。
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