朝日新聞社の環境教育プロジェクト「地球教室」が6日、帯広市立啓北小学校であり、6年生の52人が、プロジェクトに協賛するナブテスコ(本社・東京)と朝日新聞記者の話を聞き、地球環境について考えた。
電車のドアやブレーキを製造するナブテスコ・鉄道カンパニーの八田雅大さんは「電車は二酸化炭素排出が少なくエコな乗り物」と紹介、堀裕真さんは電車のブレーキの種類や特徴について「効率よくブレーキをきかすことが省エネにつながる」と話した。実際の電車のブレーキで実演し、児童たちも加速や減速を体験した。
南極や北極の取材を続けている朝日新聞社の中山由美記者は、ペンギンやオーロラの写真や動画を見せながら極地観測や地球環境の変化を伝え、「温暖化がひどくなれば災害も起き、命にもかかわる」と話した。
授業を受けた後藤舞雪(まゆ)さんは「電車はあんなに大きいのにエコなんてすごいと思った」、後藤采加(ことか)さんは「環境や平和を守る南極条約についてもっと知りたくなった」と話していた。
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