パナソニックは6日、パナソニックグループとして最大級の太陽光発電システムが稼働したと発表した。マレーシアでエアコンなどを生産する工場に出力5156キロワットの太陽光パネルを設置した。2023年度末時点でパナソニックグループとして最大出力だった、中国で産業用モーターを生産する工場(5040キロワット)を上回った。
工場の屋根を中心に9461枚の太陽光パネルを設置したほか、リアルタイムの発電量と工場の使用電力量を確認できるシステムも導入した。年間発電量は約590万キロワット時と、工場の消費電力の約2割程度を見込む。設備導入により、二酸化炭素の排出量を年間約4000トン減らすことができるという。
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