宮内庁は9日、5月上旬に天皇、皇后両陛下と長女愛子さまが栃木県の御料牧場で静養した様子を明らかにした。ご一家は飼育されている馬や牛と触れ合い、野菜の収穫を楽しんだという。牧場内では皇后雅子さまが、結婚前から愛用している乗用車「カローラ2」を運転し、ご一家で移動する日もあったという。
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宮内庁によると、ご一家は5月2~7日、御料牧場内で過ごした。子馬らにニンジンを与えたり、子羊の群れに入ってなでたりし、ミニトマトやアスパラガスを収穫して食べるなどした。厩舎(きゅうしゃ)や牛舎が点在する牧場内を自動車や自転車で移動し、散策することもあったという。
牧場内で動物と触れ合う際には、鳥インフルエンザなどの家畜伝染病を念頭に、防護服や手袋を身につけて、感染防止に努めたという。(力丸祥子)
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