「第2のニセコ」とも呼ばれ、スキーリゾートとしても人気が上昇している北海道富良野市で12月31日、中国から旅行で来ているスノーボーダーの男性(36)によるバックカントリーの山岳遭難が発生しました。
遭難があったのは富良野市北の峰町近くの富良野西岳(標高1331メートル)。ゲレンデの外ですが、滑走禁止エリアではありません。
男性は12月31日午後3時50分ごろ、「レスキュー、レスキュー」と英語で110番通報しました。
警察はふもとのスキー場に連絡をしたところ、通報の前に男性の知人女性から連絡を受けていたスキー場のパトロール隊が男性と接触して救助していました。
男性にケガはありませんでした。
警察によりますと、男性は妻と知人女性2人の計4人で旅行中で、1人でバックカントリーをしていました。
男性は750メートル付近から下山して事情聴取が終わった後、「気を付けてまた滑りに行きます」と立ち去って行ったということです。
男性のバックカントリー歴は3年ほどです。
富良野市では12月29日にも山岳遭難が2件発生していることから、警察は注意を呼び掛けています。
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