◆前脚の支柱や両主翼下の主脚が残ったことで…
日航機は主脚が滑走路についた直後、海上保安庁機の後部に乗り上げるように衝突。時速222キロで、機首はやや上向きだった。海保機の高さ7.5メートルの垂直尾翼や機体を押しつぶし、日航機も底部やエンジンに損傷を負って火を噴きながら、1.7キロ先の滑走路わきの草地に止まった。日航機と衝突し大破した海保機を調査する、警察と消防の関係者=2024年1月3日、羽田空港で(布藤哲矢撮影)
海保機は垂直尾翼を除けば、日航機の主翼の下にすっぽり収まる高さ。日航機は、機首下部の電気室が壊れるなどしたが、操縦室や客室は大破しなかった。「日航機と海保機が同程度の大きさだっ...残り 436/871 文字
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