三原じゅん子こども政策担当大臣は来年度予算の大臣折衝で1歳児の保育を手厚くした施設などへの新たな補助金について、109億円の予算措置が合意したことを明らかにしました。
三原じゅん子こども政策担当大臣
「1歳児への保育士等の配置は半世紀以上にわたり、一度も改善されたことがありません。来年度予算で50年以上ぶりとなる措置を講ずることと致します」
三原大臣は25日、加藤財務大臣との来年度予算の大臣折衝で、保育所などで1歳児を受け持つ保育士の人数を手厚くした施設に補助金を支給するため、109億円の予算措置が合意できたと明らかにしました。
保育士1人が受け持つ1歳児の人数について国が定めている現在の基準は6人です。
国は来年度基準自体は変えないものの、保育士1人が受け持つ1歳児の人数を5人に改善した施設に対し、保育の質が保たれることなどを条件に改善にかかった運営費などを新たに支給するということです。
他にも保育士らの賃上げなどの処遇改善に来年度予算として1607億円の予算措置が合意されました。
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