2022年の大みそかに鶴岡市で発生し、2人が死亡した土砂災害について、県は2023年から進めてきた復旧対策工事が「26日に完了する見込み」と発表した。これは25日の知事会見で吉村知事が明らかにした。
2022年の大みそかに鶴岡市西目で発生した土砂災害では、高齢の夫婦2人が死亡、30棟以上の建物が倒壊した。
県は再発防止のため、2023年9月から現場の復旧対策工事を進めてきた。
県によると、工事が行われた範囲は崩落した斜面を含む約1.5ヘクタール。
総事業費16億6000万円をかけて、崩れた土砂の撤去や、地盤の風化を防ぐため斜面をコンクリートで覆った上で、地下水を抜く水平方向のボーリングなどの対策が施された。
工事は当初、2025年3月までかかる予定だったが、予定より早く「26日に完了する見通し」となった。
鶴岡市と県は、27日、現場で地元関係者への工事完了の説明会を開くことにしている。
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