福島県の相馬地方広域消防本部でパワハラが横行していた問題で、新たに3人が処分された。この問題による処分は10人となった。

減給3か月の処分を受けた51歳の消防司令は、飲み会のための自宅への送迎を複数の後輩職員に強要。自らに都合の良いように後輩の休暇と交換させるなどしていたほか、指示に従わない後輩の頭を殴るなど暴力をしていた。

別の51歳の消防司令も後輩職員に対し「こざかしい」「お前はパワーハラスメントと言っていい立場ではない」などと厳しい言葉を日常的に言うなどして、減給3か月の処分を受けた。

また、60歳の消防指令はうつ伏せで休んでいた後輩職員の背中に乗り胸の骨を折るケガを負わせたことから戒告の処分を受けた。

相馬地方広域消防本部のパワハラ問題を巡る一連の処分は、今回で10人となった。

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