時間がないときに便利な“案内表示の法則”は何でしょうか?これを知れば、あすから地下鉄に乗るときに楽ができるかもしれませんよ。
■東京メトロのマーク、順番にも法則が
毎日の通勤・通学で地下鉄に乗る時、何気なく目にすることになるのが案内表示。このマークの並び順を今まで気にしたことはありますか?
もちろん、乗り換えられる路線が並んでいますが、東京メトロのあのマークの順番には法則があるんです。■スタッフが歩いて検証!案内表示の法則
今回のなるほどハテナは「東京メトロ 案内表示の法則」です。普段から何気なく目にしている「出入口の路線マーク」だけではなく、駅構内にある“案内表示の線の色”もそれぞれある法則にのっとって作られていたんです。
通勤の時は決まった出入り口しか使っていないとは思いますが、これを知ったら出掛ける時などに役立ちます。
まずは出入り口の路線表示から見ていきましょう。この路線のマークの並び順の法則は分かりますか?
ヒントは、同じ駅でも出入り口の場所によっては並び順が違うということ。
東京メトロによると、「東京メトロの路線で左から改札が近い順に並んでいる」ということなんです。同じぐらいの距離の場合は、開業が古い順になっています。本当にこの法則の通りなのか、大手町駅C12出口から番組スタッフ(40)が実際に歩いて検証してみました。その結果がこちらです。
C12出口〜千代田線 59秒C12出口〜都営三田線 1分16秒
C12出口〜東西線 1分48秒
C12出口〜半蔵門線 4分50秒
C12出口〜丸の内線 4分55秒
左から近い順に並んでいました。
ただし、他社の路線は東京メトロ路線の後に並んでいる場合もあるそうなので、ご注意ください。
次のページは
■改札外乗り換えの表示も…■改札外乗り換えの表示も…
続いて、駅の構内で見掛ける「路線までこれぐらい離れていますよ」という表示。よく見ると、路線名の上にラインがあったりなかったり。そのラインの色も都営三田線は黄色、有楽町線はオレンジ色になっています。これにもちゃんと法則がありますが、分かるでしょうか。 このライン表示の法則は、改札の外に出るか・出ないかを示しているもので、線があるものは改札の外に出て乗り換える必要があるんです。さらに、他社の路線に乗り換える場合は黄色、メトロ同士の時はオレンジ色になっています。
なぜ色分けしているのかというと、メトロ同士の乗り換えの時に切符の場合にはオレンジ色の乗り換え専用の改札口を通らないと切符が回収されてしまうので「注意してください」というメッセージなんです。
ただ、ICカードの場合はどの改札からでも大丈夫ということです。
(スーパーJチャンネル「なるほどハテナ」2024年5月7日放送)
この記事の写真を見る鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。