岸和田市の永野市長を巡っては、府内の女性が「繰り返し性的関係を求められた」として損害賠償を求める裁判を起こし、市長が謝罪して解決金を支払うことで和解しました。
市長は「不倫の関係にあり、極めて不適切だった」とする一方、「性加害や女性の権利の侵害はなかった」と説明していましたが、市議会は12月20日「岸和田市は大混乱の異常事態であると言わざるをえない。混乱を招いた市長の責任は重大だ」などとして、市長に対する不信任を議決しました。
市長は12月30日までに辞職するか市議会を解散しなければ失職することになっていましたが、議会事務局によりますと24日午前、議会の解散を議長に通知したということです。
市議会は24日付けで解散され、25日から40日以内に市議会議員選挙が行われることになります。
岸和田市議会の烏野隆生前議長は「議会を解散する大義は見当たらない。市長も辞職を表明するか注目している」と話しました。
永野市長は午後、記者会見を開き、みずからの判断について説明する予定です。
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