ようやく訪れた本格的な冬。静岡県内は12月23日の朝も最も寒い時期を下回る冷え込みとなりました。富士市の観光施設ではようやくそり遊びのコースが完成し、家族連れでにぎわっています。

また、伊東市の伊豆シャボテン動物公園では地元産のゆずが浮かべられた「ゆず湯」に気持ち良さそうに浸かるカピバラの姿がみられました。

冬至を迎え、これから本格化する冬。

寒気と放射冷却の影響で23日の朝も冷え込み、三島で氷点下2.1℃、静岡で1℃など、ほとんどの地点で最も寒い時期を下回りました。

こうした中、富士市にある富士山こどもの国では施設内の人工雪のゲレンデ「雪の丘」で子供たちがそり遊びを楽しんでいました。

2024年は暖かい日が続いた影響でゲレンデづくりが進まず、オープンが3週間ほど遅れた雪の丘ですが、23日の日中の気温は2℃ほどで、ゲレンデはしっかりとした雪で埋め尽くされていました。

冬休みに入った子供たちは普段はなかなか見ることがない雪の上で思いっきり楽しんでいました。

来場者:
初めてなので楽しい

来場者:
いっぱい滑って楽しい

来場者:
ソリでいっぱい滑って楽しかった

ようやく取り戻した「雪の丘」本来の姿に担当者は…

富士山こどもの国 企画販促課
簑島蒼麻さん:
無事オープンできてほっとしている。例年に比べるとかなり気温が高くて雪も作っても溶けてしまう状況だったが、こうして気温がどんどん下がってきて本格的に雪の丘がオープンできるようになった

寒さが続けば年明けには100メートルのロングコースも完成する見通しです。

富士山こどもの国の「冬」はこれからが本番です。

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