宮城県大衡村でイノシシなどによる農作物への被害防止のため活動する「鳥獣被害対策実施隊」に初めて女性が加わり、辞令交付式が行われました。
大衡村の「鳥獣被害対策実施隊」に加入したのは、尚絅学院大学職員の佐野ひかるさん(25)で、小川ひろみ村長から辞令が手渡されました。「実施隊」はわなや猟銃を使って、農作物に被害を及ぼすイノシシなどの野生動物の駆除を目的に活動します。
大衡村鳥獣被害対策実施隊に加入 佐野ひかるさん
「村は自然豊かなので、他の人間以外の生き物もみんなが共存して過ごせるような村づくりができたらなと思っています」
村によりますと、昨年度のイノシシの捕獲頭数は過去最も多い178頭で、前の年度に比べて2倍あまり増加しました。
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