世界文化遺産に登録されている栃木県日光市の日光東照宮では、年の瀬の風物詩、陽明門のすす払いが行われました。

 陽明門は麒麟や龍、唐獅子といった空想の動物や、中国の故事を表現した人物像など500を超える美しい彫刻が施された日光東照宮のシンボルです。

 狩衣に烏帽子(えぼし)姿の神職と巫女(みこ)たちが、特製の笹ぼうきを使って風を送り、貴重な文化財に傷を付けないよう丁寧にほこりを払っていきます。

日光東照宮 宮掌 伊藤智文さん
「皆様が健康で平安な1年が送れますように願っております」

 この日は陽明門のほか本殿などを払い清めて、新しい年を迎える準備を整えました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。