山梨県甲府市では年末恒例、地元ゆかりの戦国武将・武田信玄の銅像の大掃除が行われました。

 信玄公像の勇ましい顔が泡に包まれ、ゴシゴシと磨かれて行きます。

 JR甲府駅前にある武田信玄の銅像は55年前に設置され、地元のシンボルとして親しまれています。

 甲府が誕生した「開府の日」にあたる20日、帰省などで多くの人が訪れるのを前に、信玄公像の大掃除が行われました。

 最低気温がマイナス3.3℃と厳しい寒さのなか、市の職員らは冷たい水を使い、兜(かぶと)から足先までを丁寧に洗っていました。

甲府市役所商工観光室・観光課 後藤宗隆課長
「信玄公像には来年もすがすがしい気持ちで新年を迎えて頂ければと思っています」

 きれいに磨かれた信玄公像は来年も甲府の玄関口を見守っていきます。

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