警視庁の緒方禎己警視総監が20日、恒例の年末年始特別警戒のため、忘年会シーズンを迎えて若者や会社員らでにぎわう東京・新宿の歌舞伎町を巡視した。これに先立ち、売春目的の客待ちが問題となっている大久保公園周辺の様子も視察した。同庁は来年1月5日まで特別警戒を実施する。
緒方警視総監は午後5時過ぎに歌舞伎町交番を訪問。防犯ボランティアや警察官ら計約150人と、飲食店や風俗店が立ち並ぶ繁華街を見回りした。
巡視後に「悪質な客引きやぼったくりの取り締まりといった繁華街の環境浄化対策を推進し、治安確保に全力を尽くす」とのコメントを出した。
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