2023年に在宅医療を受けた外来患者は1日当たり23万9千人(前回20年比6万5400人増)と推計され、1996年にこの項目の調査を始めてから最多となったことが20日、厚生労働省の患者調査で分かった。入院患者は117万5300人(3万6千人減)で、現在の調査方法になった84年以降、最少を更新した。
国は在宅医療を推進しており、厚労省担当者は調査結果について「施策や医療提供サービスの充実などが影響した」としている。
患者調査は3年ごとに実施。今回は全国の病院や診療所、歯科診療所計約1万3千施設を対象に23年の特定の1日について入院や外来の患者数を調べ、推計した。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。