クリスマス寒波がまもなく襲来。
北海道・岩見沢市では20日もホワイトアウトが発生し、前方を走る車がかすかに見える程度の危険な視界となりました。

平年の約3倍の積雪で街の景色が一変しています。

雪は木の枝にもこんもりと積もるなど、街全体が雪に覆われています。

さらに、大雪の影響が深刻なのが高齢者が住む住宅街です。
屋根や玄関先など除雪ができていない住宅を中心に落雪事故防止に向けたパトロールが行われていました。

雪が積もった階段を上り玄関へ向かいますが、ひざ上まである雪に悪戦苦闘です。

20日、全国630地点で冬日となり、全国約7割が凍える1日となっています。

福島・猪苗代町では、天然記念物のニホンカモシカが、カメラに気づきながら、のしのしと雪道を歩く珍しい光景が見られました。

大雪によって人が住むエリアまで下りてきたのか、撮影者も「こんなに近くで見たのは初めて」ということです。

クリスマス寒波のピークは、22日からで、21日は暖気の影響で暖かくなりますが、22日から平地でも雪をもたらす寒波が列島に迫り、気温が急降下。
東日本から西日本の日本海側では、山地を中心に警報級の大雪となる可能性があります。

さらに気象庁は、年末年始に10年に一度レベルの低温や大雪の可能性が高いと発表。年末寒波が襲来する見込みです。

帰省の際には、高速道路のホワイトアウトや新幹線など公共交通機関の交通障害の最新情報に注意が必要です。

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