厚生労働省によりますと、今月15日までの1週間に全国およそ5000の医療機関から報告された新型コロナの患者数は、前の週から4070人増えて1万9233人となりました。

また、1つの医療機関当たりの平均の患者数は3.89人で、前の週の1.27倍となりました。

前の週からの増加は3週連続となります。

都道府県別では多い順に
▽北海道が11.93人、
▽岩手県が10.51人、
▽秋田県が9.29人、
▽青森県が6.26人、
▽山梨県が6.1人などとなっていて、44の都道府県で前の週より増加しています。

今月15日までの1週間に、全国およそ500の医療機関から報告された新たに入院した患者の数は1980人で、前の週と比べて340人の増加でした。

厚生労働省は全国の流行状況について「じわじわと感染が拡大している。冬休みの時期に入ると、人の移動や接触する機会が増えて感染がより広がる可能性があるので、うがいや手洗いなど基本的な感染症の対策を改めて徹底してほしい」と注意を呼びかけています。

1医療機関当たりの平均患者数(都道府県別)

▽北海道は11.93人
▽岩手県は10.51人
▽秋田県は9.29人
▽青森県は6.26人
▽山梨県は6.1人
▽長野県は6.03人
▽福島県は5.91人
▽群馬県は5.81人
▽茨城県は5.49人
▽宮城県は5.48人
▽新潟県は5.02人
▽愛知県は4.99人
▽岐阜県は4.92人
▽静岡県は4.49人
▽栃木県は4.43人
▽高知県は4.09人
▽埼玉県は4.06人
▽香川県は4.0人
▽千葉県は3.68人
▽山形県は3.67人
▽山口県は3.48人
▽佐賀県は3.45人
▽三重県は3.39人
▽滋賀県は3.37人
▽長崎県は3.37人
▽岡山県は3.33人
▽石川県は3.33人
▽徳島県は3.27人
▽愛媛県は3.02人
▽奈良県は2.98人
▽大分県は2.93人
▽神奈川県は2.93人
▽広島県は2.83人
▽鳥取県は2.76人
▽京都府は2.6人
▽富山県は2.46人
▽熊本県は2.44人
▽兵庫県は2.33人
▽東京都は2.21人
▽宮崎県は1.86人
▽大阪府は1.78人
▽福岡県は1.73人
▽島根県は1.71人
▽和歌山県は1.52人
▽鹿児島県は1.51人
▽福井県は1.49人
▽沖縄県は1.09人

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