三原じゅん子こども政策担当相は20日の記者会見で、医療機関以外に身元を明かさず出産する内密出産について「慎重に議論していくべき課題だ」と述べた。「母子保健や福祉による支援が出産後に途切れてしまうなどさまざまな意見がある」と指摘した。
内密出産を巡っては石破茂首相が17日の参院予算委員会で「赤ちゃんの権利、人権を最大限に重んじる法体系ができないか、政府内で検討させたい」と答弁した。
三原氏は会見で「どのようなことを検討していくべきかよく整理したい」とした上で、法制化に関し「今のところ具体的な指示はない」と明らかにした。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。