こども家庭庁は、障害がある子どもを認可保育所が法令で定める時間に沿って預かっているかどうか、来年1月にも全国調査する方針を固めた。法令上は障害の有無に関係なく、フルタイムで働く親は1日に最長11時間預けることが可能。しかし一部自治体は要綱に「原則8時間」と明記するなど、受け入れ時間を制限している可能性がある。保育士不足などが背景とみられ、実態を把握する。関係者が19日明らかにした。  調査に先立ち、こども家庭庁は5日付で「正当な理由がなく、障害を理由に保育時間に差異を設けるなど、不当な差別的取り扱いをしてはならない」と全国の自治体に通知した。  保育所に預けられる時間は、子ども・子育て支援法に基づく規則で定めている。フルタイム就労を想定した「保育標準時間」は1日最長11時間、パートタイム就労想定の「保育短時間」は最長8時間。障害の有無による区分はない。  東京都荒川区は障害児の保育方針を定める要綱で、心身の発達に遅れがあり支援が必要な子どもの保育時間を「原則8時間」としている。

記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。

新規登録 ログインする

記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。

新規登録 ログインする

記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。

新規登録 ログインする

記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。

新規登録 ログインする

カテゴリーをフォローする

  • 『カテゴリーをフォロー』すると、マイページでまとめて記事を読むことができます。会員の方のみご利用いただけます。

    新規登録 ログインする
Xで共有する Facebookで共有する メールで送る Xで共有する X Facebookで共有する facebook LINEで共有する LINE はてなブックマークで共有する はてなブックマーク 

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。