東京電力は2024年12月19日、福島第二原子力発電所の侵入検知器が動作しない事象が過去に発生していたことを公表した。
異常が発生したのは2024年3月14日で、監視をしていた東京電力社員が異常に気づき、現場での調査を行ったところ、侵入検知器の通信機器が故障し、複数の検知器が正常に動作しないことを確認したという。
不具合は数時間にわたって続いたが、東京電力は「代替措置を講じたため、侵入検知機能に問題はなく、異常な侵入も確認されていない」とした。
また、不具合の詳細については「核物質防護のため明らかにしない」としている。
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