19日、東京 中野区の特別養護老人ホーム「浄風園」で「NHK歳末たすけあい」の贈呈式が行われ、これまでに集まった募金を送る目録が手渡されました。

送られた募金は、機械式の浴槽を購入する費用の一部に充てられます。

この施設では、自分自身で移動することが難しい高齢者が、寝たまま入浴できる機械式の浴槽を使っていますが、1年ほど前から2台のうち1台が故障してしまい、新たな浴槽を必要としていたということです。

岡崎麻美 施設長は「浴槽が1台で1人当たりの入浴時間が短くなっていましたが、利用者がゆっくり入浴できるようになるのでうれしいです」と話していました。

「NHK歳末たすけあい・海外たすけあい」は、国内で支援が必要な人たちや海外で紛争、災害、病気などに苦しむ人たちのために役立てられます。

募金は、全国のNHKの放送局(※一部を除く)をはじめ、インターネットのほか、共同募金会や日本赤十字社、郵便局、それに一部の金融機関などで12月25日まで受け付けています。

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