偽造書類で留学ビザを発行させ、女の不正入国を援助した罪に問われている男の裁判で男は起訴内容を認めました。

留学生仲介人で中国籍の周吉巍被告(46)は去年、中国籍の女(36)の虚偽の履歴書などを作成して入管に提出させ、営利目的で不正入国を援助した罪に問われています。

入国を援助された女は、京都市のメンズエステ店で違法に働いていた罪などで有罪判決が言い渡されています。

17日の初公判で周被告は起訴内容を認めました。

冒頭陳述で検察側は「女は周被告に『来日は勉強のためではなく金を稼ぐため。私は高校を出ていない』と伝えたが、被告は虚偽の大学卒業証明書を作成し、入国させた」「女から書類作成費用などでおよそ40万円を受け取っていた」と指摘しました。

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