関東管区警察局管内の10県警などは17日、群馬県榛東村の陸上自衛隊相馬原演習場で合同の災害警備訓練を実施した。前橋市を震源とする震度6強の地震が発生し、家屋が倒壊したり、道路が寸断したりした状況を想定。地元消防なども含む計約430人が参加した。
訓練では、1月の能登半島地震を踏まえ、道路の寸断により車両進入が困難となった場合を見込み、ヘリコプターで車両を運び、負傷者を搬送した。この他、土砂に埋もれた家屋や車内からの救助にも取り組んだ。
合同訓練は1996年から各県の持ち回りで実施。17日は宮城、愛知、大阪3府県警の広域緊急援助隊特別救助班も加わった。
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