来年1月17日で発生30年となる阪神大震災に関連し、兵庫県内で市民団体などが予定する追悼行事の数が、10年前の半数近くに減る見通しであることが、神戸市の市民グループ「市民による追悼行事を考える会」の集計で17日分かった。
会によると発生30年に向けた市民団体や企業、寺院などの関連行事は58件の見込み。発生20年に向けた集計時は110件だった。世話人代表の高橋守雄さん(76)は「高齢化と追悼行事を行うための財源の不足が大きく影響している」と分析。新型コロナウイルス禍で取りやめ、そのまま衰退した集いもあるとしている。
58件の内容は、追悼の集いやセレモニーなどが29件。
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