この合同訓練は横須賀市と在日アメリカ海軍が結んでいる協定に基づいて行われているもので、11の機関から合わせておよそ180人が参加しました。
訓練は、先月22日に横須賀基地に再配備された原子力空母「ジョージ・ワシントン」からごく微量の放射性物質を含む冷却水が海に漏れ出たという想定で行われ、アメリカ海軍からの一報を受けて上地克明市長が災害対策本部の設置を指示しました。
このあと、アメリカ海軍などの連絡員が災害対策本部を訪れ、現場周辺の海水や土を採取したモニタリングの結果などを市の担当者に報告し、情報共有の手順を確認していました。
また、原子力規制庁の担当者がテレビ会議システムを通じて訓練に参加し、検出された放射線量はごくわずかで安全に問題がないことも確認しました。
上地市長は「ジョージ・ワシントンが再配備されたが、改めて、日米間の連携を確認できたので訓練は成功だ。市民が参加するような訓練も別途、行っていきたい」と話していました。
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