石川県の能登半島を襲った9月の記録的豪雨を受けた陸上自衛隊の支援活動が終わり、17日、住民の入浴支援に当たってきた珠洲市大谷地区で、終了式が開かれた。
第14普通科連隊の野田哲徳連隊長は「任務を完遂できうれしく思う。頑張ってくれたことに感謝申し上げる」と隊員らをねぎらった。隊員らは車で撤収し、住民が手を振って見送った。1日おきに利用していたという水上浩さん(79)は「1日の最後に、足を伸ばして体を温められる場所だった。長い間お世話になってありがたい」と感謝していた。
陸自によると、豪雨での入浴支援は、大谷地区で延べ約2400人が利用した。
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