販売会は、高校生に会社の経営について興味を持ってもらおうと、キャリア教育などの事業を行う横手市の法人が開き、秋田市南通の会場には参加した秋田高校や秋田北高校、それに秋田南高校から10の店舗が並びました。
店舗では、高校生が開発に取り組んだあきたこまちの米粉を使ったお菓子や秋田杉の香りをブレンドした入浴剤など、地域の特色を生かした商品が販売されたほか、高校生が勉強の相談に応じる学習塾も出店されました。
生徒たちは、模擬的に株式会社を設立して株式を発行したり、投資家に事業説明をしたりして、ことしの夏から会社の経営について学んできたということです。
秋田北高校1年生の女子生徒は「お金のやり取りや接客は難しかったですが、将来の役に立つよい経験ができました」と話していました。
イベントを企画した法人の奥真由美代表理事は「学校では実践的なキャリア教育の場が少なくなっているので、こうした機会を通じて主体的に動く力を発揮してほしい」と話していました。
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