秋篠宮ご夫妻の長男・悠仁さまが「筑波大学」に合格されましたが、皇室の方々は、これまでも大学生時代から研究に打ち込み、研究者としても世界で認められてきました。悠仁さまの春からの筑波での大学生活について見ていきます。
■“先輩”語る理系研究の大変さとは?
(草薙和輝アナウンサー)「来年4月に悠仁さまが進学される予定の茨城県の筑波大学です。こちらのキャンパスでどのような学生生活を送られるのでしょうか」
(筑波大学の在学生)「同じ大学に皇族の人が通うんだなっていう不思議な気持ちというか」
「素直にちょっと嬉しい。この大学に来てくれるのが」
■“70km通学”生活 警備どうなる?
筑波大学生命環境学群生物学類に合格された悠仁さま。気になるのは通学方法です。
(宮内庁)「赤坂御用地からの通学を検討している」
赤坂御用地から大学のある茨城県つくば市まで約70キロ。通学時の警備はどうなるのでしょうか?
(皇室ジャーナリスト 山下晋司氏)「お乗りになった車に当然警備車両がもう一台はつきます。(通学は)毎日のことっていうことで考えるといくつかのルートは決めていると思いますね」
電車通学も考えられますがその際も警護がつくといいます。筑波大学には約1万7000人の学生が在籍。東京ドーム55個分の広さです。
(皇室ジャーナリスト 山下晋司氏)「(警護は)一緒に講義を受けるというかすぐ横に座っているとかっていうようなことは通常ありません。ちょっと離れたところで警護する」
悠仁さまが学ぶ生物学類は“国内最大規模の生物学科”をうたい、トンボの研究をしてきた悠仁さまにとって充実した環境が整っているといいます。
■「きのこ冷蔵庫を占領」研究没頭の日々
生物学類で学ぶ在校生が番組の取材に応じてくれました。
(草薙和輝アナウンサー)「結構部屋広いですね」
(悠仁さまの先輩になる 生物学類3年 前田創さん)「そうですか、つくばは割とこれくらい…」
現在、生物学類3年生の前田創さん。菌類を研究しており、部屋の中には…
(草薙和輝アナウンサー)「大きい顕微鏡ですね。右手にももうひとつ」
(生物学類3年 前田創さん)「残り2台あって全部で4台」
自宅にも研究道具を揃え勉強の日々。研究の熱意は冷蔵庫にも…
(生物学類3年 前田創さん)「これは全部きのこの標本で今作っているところですね。だいぶ研究のものに占領されてまして、これは全部中は寒天培養」
前田さんによると生物学類1年生の授業には特徴があるといいます。
(生物学類3年 前田創さん)「実験が結構あるので、実験休むとなかなか大変ですよね」
1年時は必修科目も多く、午前8時40分開始の1限から午後6時に終了する6限まで授業がびっしり詰まっています。
■「“宅通”は苦痛」車で2時間かけ通学
悠仁さまへのアドバイスを聞くと…
(生物学類3年 前田創さん)「大変なのでいうと、やっぱり出席ですかね。筑波大学だけだと思うが、『タクツー』というのですが、自宅からの(車)通学で『宅通』って言うんですけど、それは苦痛が多いから『多苦痛』だと言ったり、それくらい大変。遠い自宅から通っている友達もいますけど見ていると大変そうなので」
その友人は…
生物学類3年の小林さんは埼玉県久喜市の自宅から下道で2時間かけ、車で通学しています。
Q.つらくないですか?
(悠仁さまの先輩になる 生物学類3年 小林拓夢さん)「正直疲れますね。おすすめはしない」
ガソリン代は月に約3万円。駐車場代が年間に1万8千円かかります。同じ車通学になる可能性のある悠仁さまについては…
(生物学類3年 小林拓夢さん)「(移動中は)自分の時間に使えるので、例えば課題をやったり本を読んだりと、ぜひ通学時間を有効に使って大学生活を楽しんでくれるといいと思います」
■“筑波生”愛するデカ飯「食べてほしい」
さらに悠仁さまの学生生活で気になるのが「食」です。
(筑波大学の在学生)「学食も食べること多いんですけど周辺に飲食店もいっぱいあったりとか」
「定食屋さんはめちゃくちゃ安くて1000円切るお店が多いので」
そんな筑波大生が、足しげく通うのが…軽食・喫茶「クラレット」です。その人気メニューが…
(草薙和輝アナウンサー)「えぇ〜すごいですね」
爆盛りメニュー「肉天重」です。
(草薙和輝アナウンサー)「甘辛いタレがしっかりと天ぷらにしみこんでいますね。全然食べ進んでいる感じがしないですね」
創業から46年、学生たちの胃袋をがっちりと掴んできた店。宮下さん夫婦のアットホームな雰囲気も魅力です。
(筑波大大学院性)「学生にとっても非常にありがたい」
Q.悠仁さまがいらっしゃったら?
(クラレット 妻 民子さん(84))「普通の子どもさんと一緒だね」
(クラレット 宮下友邦さん(86))「しっかり勉強してしっかり食べてと。健康な形が一番いいですから」
12月15日『有働Times』より
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